花粉症とカラダを整える呼吸の役割
裏磐梯もすっかり春めいてきて、花粉が飛んでいるのか、
東京出張から戻ってきたら、なんだか鼻の粘膜が痛くなり、
鼻水が…。もしや、治ったはずの花粉症が再発?
しかし、数日で症状は変化して、花粉症ではなかろうという感じです。
まず、鼻の粘膜が痛くなってきた翌日、起き抜けに、
自分のお腹と胸部が緊張していることに気づき、
ゆるめて呼吸が深くなった時に、ちょっと症状が緩和された。
やっぱり、カラダの緊張があって、ゆがんでるんだろうな・・・
と思って、胸椎から頸椎の緊張を緩めることを意識しました。
そうすると、やはり、鼻がすっと通ります。
粘膜の痛みもだんだん快方へ向かって、2日目。
まだ、ちょっとした頭重感があったのですが、
昼寝の時に、首?胸部を緩めるワークをしたら、
鼻水が左からばかり出ていたところ、右からもでるようになったら、
頭の重さもなくなって、スッキリしてきました。
フェルデンクライスメソッドのトレーニングの成果により、
細かい筋肉の緊張が意識できるようになったので、
緊張を意識的に緩めることが出来て良かったなと思う次第。
【その他、心掛けたこと】
・食べる量を減らす。
・甘いもの、脂っこいものをできるだけ避ける
・ショウガと蜂蜜をお湯でといてのむ
・ヨガ(太陽礼拝など)
・首の回りモミモミ
・精油を後頭部につけて緊張をほぐす
多方面からいろいろやりますが、
一番効果的なのは、ゆがみの調整だろうと、
今回の花粉症様症状のぶり返しで思いました。
それ以外のケアは、それをすることが、
何らかの形で、ゆがみの調整に
直接的、間接的に役立ってるのかなと思います。
花粉症による鼻炎がある方、参考にしてみてください。
【呼吸法でカラダを整える】
世の中に、呼吸法ってたくさんありますが、呼吸の効用としては、
深く呼吸することで、気の流れを良くしたり、
新鮮な空気を取り入れ、いらなくなったものを外に出したり、
陰(吸う)と陽(吐く)を繰り返す宇宙を体現してみたり・・・
などなど、何重にも重要な意味があります。
そして、深く呼吸をするということは、
身体の中からマッサージをするようなものです。
ふか?く呼吸をすれば、
胸郭が広がったり、横隔膜が上下したりすることで、
マッサージされて、緊張部分が広がります。
力が入っていると、呼吸によって動く部分がわかりにくいですが、
息を吸うときに、息が入って動く部分に意識を向け、
その動きをできるだけ妨げないようにしてみると、
自然と無駄な緊張が抜けることもあります。
呼吸って、一番身近で簡単な整体法かなと思います。
今は、急に暖かくなってカラダがまったりしているので、
風通しを良くするのに、呼吸法やりたい感じがしています。