外壁の仕上げ剤を塗る その1

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こびっとまつりの準備がなんとなく整ってきた10月6日、外壁の仕上げ材塗りをためにし始めました。


塗るのは『スタッコフレックス』という製品。
伸縮性がありモルタルのクラック防止になるということで奈良部さんからのおすすめもあり、決めました。防水性も高く、耐久性も良いようです。
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外壁は本来ならば地元の土などを使ってできたらよかったのですが、土を使うことに関しては採取する場所や放射能の問題で断念しました。耐久性と持続可能に入手できるかどうかなどを検討して、外壁はモルタルにしましたが、モルタルは色がグレーなので、もうちょっと明るい色にしたいなと考えました。いろいろと情報を集めてみると、モルタルに色粉と砂や土などを混ぜるという話も聞きましたがそれだと耐久性が低下するということで断念。色はモルタルの上からペンキで塗るという手もあります。しかし、モルタルにクラックが入ると寒冷地の裏磐梯では水分が凍ることでクラックが広がりひどくなるという話もあるので、その防止にもなる可能性があるということでスタッコを選択しました。
まあ、そういうことを考えると、こういう寒冷地ではログハウスなどがあっているのかもしれませんね。どんな場所にしたいかというコンセプトと、自分たちがイメージする建物のデザインと、気候風土にあわせたデザイン、そして使う材料も持続可能に入手できるものなのか、そして環境負荷はどれぐらいなのか、そして予算を考え併せて、優先順位を決めて選択していくことが必要であり、悩ましいところでもあります。
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塗り方は、基本的には金ごてでやるのですが、細かいところは筆を使い、下地のモルタルがデコボコのところ(慣れてない時にやった部分^^;)は刷毛というか100円ショップで売っている小さいほうきが秘密兵器となりました。
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効率化を考えて、近所のおじちゃんは、こんなことにもトライ。
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しかし、下地があまりにデコボコすぎて、刷毛が一番いいという結論に達しました^^;
でも、なかなか進まない私たちを心配して、いろいろ気にかけてくれてありがたい限り。
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最初は、モルタル同様、どの程度の硬さが塗りやすいのかということに試行錯誤でしたが、モルタルよりも早く慣れて、サクサク塗れるようになりました。