マシマタケシ古代精霊壁画制作会レポート 1日目

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レポートを書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、
画家のマシマタケシさんによる、こびっとハウスの
壁画制作会が2014年9月24日-26日に行われました。


事の発端は、フェイスブックでマシマさんが、
「今年はいろんなところに行って滞在しながら絵を描きたいので、
受け入れてくれる方がいたらメッセージください」
というような呼びかけをされていたので、
さっそく連絡をしたところから始まりました。
9月ぐらいに行けるかな、ということでした。
こちらは中の壁塗りを行っていて夏ぐらいになると、
和室の壁がだいたいできてきたので、
「壁画を描いてもらったら楽しいね」という話を
もりぞうさんとしていました。
そのことをマシマさんに伝えたところ、
快く提案を受け入れてくださいました。
8月に東京出張に行った時に会って、
どんな段取りでやるかを話しました。
「1日目は建物の経絡探しをやって、
僕が下絵を描くので、2日目にみんなで
それを描いていくという感じかな」という話をして、
できれば土などを使うなど、自然素材で描けたらいいね、
というところまで話をしました。
私の方は、それからナチュラルペインティングのことを
調べたりして、使えるものをピックアップしました。
参加を希望してくれた方々は、ざっくりした告知を見て
「ピン!」と来た人たち。
前からの友人もいれば、
今回初めてお会いする方もいるというような状況。
9月24日の当日は、マシマさんが到着する前に、
参加者全員がそろって、お茶を飲んでいました。
そこに、マシマさんがのった路線バスの音がして、
こびっとハウス前で停車(笑)。
この辺だとバス停以外でも言えば停まってもらえるのです。
こびっとハウス玄関前で、
バスを降りてくるマシマさんをお出迎えしました。
ちょっと、休憩のお茶をして世間話をして、
しばらくすると「もうはじめていいかな?」とマシマさん。
「今日は、僕の大事な壁画の本を持ってきたので、
ここから描きたいものを紙に下書きして、
それを壁に描きましょう」と。
あら、段取り違うんですけど、ま、いいかというはじまり(笑)
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壁画の画集をみんな回してみているうちに、
マシマさんがお話をしてくれました。
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昔の人は地底に神がいると考えていた。
キリスト教の時代になって神は天にいることになった。
洞窟は地底とつながる場所。
古代に人はそこに壁画を描いた。
洞窟の壁に種を埋め込んだのであろう。
洞窟は子宮のようなもの。
そんなマシマさんからのレクチャーがあり、
マシマ先生の大事な壁画の写真集を見せてもらい、
それぞれが描きたい絵を選んで紙に写し取りました。
まずは、マシマさんが描くのをみんなで見ました。
画材は、用意していたベンガラを使うことに。
この赤い色が何とも言えない。
古代な感じ。
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マシマさんが筆をとり、白い壁に赤い絵の具で描き始めると、
何とも言えない空気が流れました。
「かわいい?」
と言いながら描くマシマさん、
みんなも「おお?」と言いながらも、
あっという間に、自分の書きたい場所に散り、
思い思いに壁画を描き始めました。
なんでしょう、この、躊躇ない人々は^^;
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私が自分が描く絵を選んでいる間に、
みんな、終わっちゃって、
皆が描いている写真があまりないのです…。
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わたしは、この妙な魚を描きました。
鉛筆で紙に写しているときは、
なんだか、複雑な魚の絵だなと思いました。
壁に描き始めたら、古代人は筆じゃなくて、
何を使って描いていたのだろうと思ったりして、
落ちている枯れたヨモギの茎を拾ってきて、
描いてみました。
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なんだかいい感じ。
古代人のスピリットが乗り移った気分で、
この絵を完成させました。
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それにしても2日かけようと思っていたことが、
ものの30分で終わってしまったのです。
皆に古代人が乗り移ったのか…。
マシマさん曰く、
「初めて壁画を描く人が、
まっさらな壁に何の躊躇もなく描くというのは、
見たことがないよ」
という壁画制作1日目でした。
続きはまたあとで。
他の壁画制作会の写真はフェイスブック上にあるので、こちらをご覧ください。
古代精霊壁画制作会1日目