アート・オブ・タッチ その1 微細なものに対するアウェアネスを高める

少しづつ、アート・オブ・タッチのワークショップで行うことに関連するお話を書いて行こうと思います。
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アート・オブ・タッチ その1
微細なものに対するアウェアネスを高める
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昨日ご案内した、アート・オブ・タッチの中のワークには、
以下に紹介する動画にあるフェルデンクライス・メソッドのワークを取り入れます。
フェルデンクライス・メソッドは、私が2004年から2008年の4年間、
トレーニングコースを受けたボディワークです。
正確に言うと、ボディワークというよりは、「学び方を学ぶメソッド」とも言われています。
動画にあるように、床にあおむけになったり、座ったり、楽な体勢から、様々な動きをゆったり、
心地よい範囲で行いながら、自分がどう動いているかを観察していくものです。
騒音の中では、繊細な小鳥のさえずりが聞き取れないのと同様、
大きく早い動きの中では、自分の中の繊細なからだの声を聴くことができないからです。
この4年間のトレーニングの中で、身体のことだけではなく、
自分の在り方にまつわる様々なことに気づき、大きな学びを得ました。
そして、ここで学んだ、「学び方」は、以降、何をやるにも役立っています。
現在は、エソテリック・ヒーリングという、エネルギーワークを学んでいますが、
ボディを観察し続けたことは、瞑想時に自分の感情や思い込みに気づいていくことや、
エネルギーの微細な感覚に気づいていく時の土台となっています。
人間は身体だけの存在ではありませんが、身体を通して、
今自分の中で起きていることを認識する方法を学ぶことは、
自分の感情、思考、思考を超えたものを捉える時の認識力に応用することができます。
フェルデンクライス・メソッドは、別の言い方をすれば、
自分のマインドを鍛えるワークと言っても良いかもしれません。
フェルデンクライスメソッドのワークの様子がわかります。
Feldenkrais moment