ナチュラルビルディングの原則

2012年5月 3日

ホリホック 017.jpg
海外のナチュラルビルディングのホームページを覗くと、原則として、こんなことが書かれています。

Social Sustainability(社会的持続可能性)
Environmental Sustainability(環境的持続可能性)
Minimal Impact(最小限の負荷)
Health(健康)
Beauty(美)
Spiritual Uplift(魂の高揚)

Natural Buildeing Networkより

今回のこびっとハウスのコンセプトは「地域のお茶の間」ですが、
一方でハード面に関しては、ナチュラルビルディングやパーマカルチャーの原則を取り入れたものを目指しています。

一から建てるのならば、材料も環境負荷の無いものを選び、つくりたいところですが、
リフォームなので、ある程度限界が。そして、上記の原則にかんがみると、
リフォーム時に廃棄物を出さないということも、持続可能性や負荷を減らすことになります。

なので、外壁をはがして出てきたトタンも、
こびっとハウスのどこかに使用することは出来ないかを考えています。

そして、今の一番の悩みが外壁材。
土に返るものにする、とか、その土地のものを遣おうと考えた場合、
土壁かウッドサイディングになると思います。

しかし、いずれも、自分達の考えているようにしたいと思ったときに悩ましいところ。

地元の土を使えればよいのですが、も自分の敷地の土ではなく、
もうちょっと粘土質なものがいいかと思うと、人の土地からもらってくることになる。
○○さんちの使っていない田んぼの土がもらえるか聞いてみようか、という話も出ましたが、
わざわざ、人様の土地から土をもらうのは、申し訳ない気がする。
それを地元の方とのコミュニケーションする機会と考えられないこともないけれど。

もう一つの心配は、放射能。これは、表土だけ削れば大丈夫ではということだけれど、
人の家の土を表土削ってもらってくるのもなんですよね・・・。

じゃあ、木の外壁は、というと、イメージしているような曲線を使ったデザインが難しくなる・・・。
木でも、曲線にする方法はありますが、かなりのスキルが必要かなと思います。
なぜ、曲線にこだわるかというと、これは、自分の感覚(笑)。
曲線のほうが、ワクワクするから(いいのかそれで・・・)。

そんなこんなで、候補としては、モルタルが上がっていますが、
自然素材じゃないし、土に返らないし手もあれそうだし、どうなの・・・というデメリットもあれば、
一方では、入手もしやすく、デザインに曲線を取り入れることが出来るというメリットもある。
土壁や漆喰なども考えたのですが、耐久性からいくと、モルタルなのかなぁ。

使ったことが無いので、どこまでのことが出来るのかが謎です。
そして、Cob houseや土壁のように、ワクワクするものになるのだろうかね。

【つけたし】
実は、母屋は外壁が傷んでいてリフォームが必要、という話になった時に、
「今使っている窯業系のサイディングは、もう廃盤なので、全部、取り替えなければなりません」
とリフォームを持ちかけてきた建設会社のオヤジに言われて頭にきた。
そのオヤジに頭にきたというよりは、そういう理不尽なシステムに頭にきたのです。
その大量生産大量消費が当たり前の世の中に。
お金はかかるわ、廃棄物はたくさんでるわ、まったく持続可能じゃないですよね。
プリプリ(怒)。
で、結局、一枚から変えられるウッドサイディングにしました。薪にもなるし。

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