呼吸について

2014年11月 4日

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呼吸法というものは、たくさんやり方があります。
といっても、正式に私は呼吸法って習ったことがありません。
何かのワークショップを受けに行った時に、
最初の導入で使われたり、リラクセーション法の一つとして使われたり、
そういうものとして、受けているぐらいです。

フェルデンクライスメソッドでは、呼吸法というのは特別ないですが、
呼吸を使ったワークはあります。
胸に息を入れて、ボールだと思ってそれを、
お腹に送ったり、胸に戻したりを繰り返したりするワーク、
呼吸をした時に一番動いているところに触れてみるワークなどなど。

最近では、良いと言われている腹式呼吸や丹田呼吸が、
実は、やりすぎるとよろしくないという話もあります。

秘教治療について書かれている神尾さんのブログ

それから、呼吸にまつわるお話で、
興味深いなと思っているのは、
モーシェ・フェルデンクライスが影響を受けているという、
エルザ・ギンドラーという人のお話。

ギンドラーは肺結核をわずらった時に、
呼吸に意識を集中されることで、
奇跡的に回復し、医者が驚いたというエピソードがあります。
その後、自分の経験を生かして、
気づきのワークショップなどを行っていきます。

センサリー・アウェアネス
(ギンドラーについては調べても情報が少ないです)

ギンドラーについてはこれ以上の情報は私のところにはないのですが、
病気が良くなったというのは
、おそらくアウェアネスが高まったことの副次的な結果であり、
何かの目的のためにやって、そうなる、
という簡単なものではないのだと思います。

呼吸って大事だよなと思う反面、
呼吸法は健康にいい!という
現世ご利益的な部分ばかり強調され、
それで、病気が治ったとなると、
病気治しが目的の呼吸法となり、
本来は、呼吸というものは、
もっと深い役割があるにもかかわらず、
健康や病気治しが目的になってしまう。

もちろん、それは悪いわけではないけれど、
何か大事な気づきが起きることを
妨げやしないかと考える今日この頃。

ところで、私自身、最近右首から肩の間に、ずっと緊張感があり、
フェルデンクライスメソッドのATM(アウェアネススルームーヴメント)を
自分でやったりして、調整しているのだが、
なかなか、良い感じになっていきません。
影響しているのは非常に深部の筋肉で、
なかなか、自分でそこの働きかけることができないのです。

ふと思いついて、自分も先人に習い、呼吸に意識を向けてみようと思いました。
呼吸に意識を向けて、鼻の孔を空気が出たり入ったりしているのを感じていくと、
右側の鼻の孔の方が小さくなっている感覚がわいてきました。

その、右側の鼻を意識して空気を吸うことをやってみたら、
不思議と右側全体の深部の緊張が抜けてくるのでした。
普段の動きに戻ると、緊張パターンも同じように戻ってきます。
しかし、普段動いている時も、ちょっと意識を鼻を通る空気に向けると、
何か体のバランスが調整されて、緊張感に変化が出てくる感じです。

フェルデンクライスメソッドでトレーニングを受けているので、
細かい動きや、身体部分のつながりなどは、
自覚しやすい体に自分がなっているから、というのもあるので、
みんなが同じような変化が起きるわけではないと思います。

しかし、実際に自分の中では変化が起きるようです。
たった、鼻の空気の出入りを意識するだけで、です。

そんなわけで、呼吸法について、
もっと探求してみたくなっている今日この頃です。

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