こびっと合宿2012

思いつきで開催したこびっと合宿。
みんなで、こびっとハウスや畑の共同作業をしながら、
新しい時代について考えていくというような趣旨です。

朝は6時に起きて畑でジャガイモ堀り。

朝は採りたてのインゲンを食べました。
午前中はドラム缶風呂を洗って仮設置。

何人か参加者が揃ったところで、こびっとハウス作業開始です。

親方の指導の下、女子も丸ノコ使えるように訓練中。

玄関脇に、ベネチアガラスを入れる準備をします。
お昼ごはんを食べた後は、こびっとハウスの作業の続きと、
晩御飯準備班に分かれて、わいわい作業。

くるみは、こびっとハウスの中に、マイハウスを確保。
こびっとハウス作業班は、ベネチアガラスのはめ込みの続き。

こんな感じでガラスがはめ込まれました。
モルタルを塗る時に、四角ではなく、ちょっと曲線にしようかなともくろんでいます。

晩御飯準備班は、ジャガイモ洗いなどなど。
夜のメニューは
・朝採りジャガイモの味噌煮
・玄米のトマトリゾット
・カボチャの丸ごと蒸し

だいたい、夕飯の材料準備が出来たところで、
外のかまどと七輪に火を入れます。
そのための火起こし。
火種をつつむ鳥の巣みたいなやつをつくるための麻紐ほぐしをみんなでやります。
久々すぎる火起こし、つくかどうかドキドキでしたが、
10分か15分ぐらいで無事につけることが出来ました。
みんな、感動してくれたようでよかったよかった。

これで何とか、ご飯を作るための火が確保できたので、
上記のメニューを次々に作り、

カラフルな食卓になりました。
初挑戦のかぼちゃの丸ごと蒸しもうまくいきました。

夜は、写真は無いですが、みんなで、2時間ほど対話の時間を作りました。
昨年から、福島での対話のファシリテーターをやってくださっている
タケさんにお願いして、対話はスタートしました。
まずは、白い紙に、「今の自分の感じ」そして「もうひとりの自分」「生きられていない自分」を
書き出しました。そこで、自分の中の2つの自分の対話をします。
次に、それを、隣の人とシェアして、2人の対話が始まります。
そして、残りの時間で、自由に話をしたいことを、みんなで話しました。
そこでは、震災後の福島で感じた取り残され感、分断などについて話されました。
放射能に対する考え方や選択する行動の違いについて、
分かり合いたいけれど、どうしても感情的に反応してしまうこと、
何かを排除したり切り捨てないでやっていく方法は無いのか・・・
自然と調和した暮らしと、社会に対して、何かおかしい、ということを言い続けること、
そのバランスをどうとって言ったら良いのか、
それぞれの大事な問いについて話されました。
対話の後は、しばし、アルコールなども入りつつ、懇親会をして、就寝しました。
○○○
そして、次の日もいい天気?。

昨日の続きの対話の時間の前に、しばし、裏磐梯の気持ちよい朝のお散歩をしました。
うちの敷地にあるいろいろなアイテムを説明した後に、曽原湖まで散歩。
気持ちよい風が吹いてくる曽原湖畔で、簡単なヨガをして、自分の体との対話をしました。

ヨガ中に、足元に4つばのクローバーを見つけたりして。

戻ってきて、軽くトマトなどをつまんでから、昨日の続きの対話の時間です。
2日目は、「自分の心に残る風景」を紙に書くところからスタートしました。
そして、自分がその風景になってみたり、その風景の中に、自分を登場させてみたり。
個人的に感じたことの感想は、また、別なところに書きたいと思いますが、
震災のこと、原発のこと、自然とのつながり、人と人がつながる力など、
とても大事なことに、みんな、それぞれが感じた時間になりました。
10時30分頃に対話が終わり、郡山に用事があって出かけるタケさんたちを見送り、
近所の美味しいパン屋さん「ささき亭」へブランチに出かけ、
戻ってきてからはシェアリングと、今回テスト的にはじめた「こびっと通貨」について、
みんなで話をしました。
そして、自分が持っている技を交換し合ったり、ぶつぶつ交換し合ったりという、
従来の通貨を使わない助け合いの経済、自分の得意なものを行かせるコミュニティ
何かの形でつくって行きたいね?ということで、11月3日にこびっと文化祭をやろう、
という話になり、今回のこびっと合宿は無事に終了しました！
集まってくれた皆さん、参加できなかったけれど、見守ってくれた皆さん、
ありがとうございました?。