アート・オブ・タッチ その3 魂の声を聴く

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アート・オブ・タッチ その3
魂の声を聴く
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アート・オブ・タッチはボディワークの講座かと思いきや、ボディを媒介にはしますが、
そこから広がる領域にも繋がっていきます。
今日、突然、友人が訪ねてきてくれたのですが、いろいろと近況をシェアしあって、
これから自分はどうしていったらよいんだろうな、という話になったので、
「自分の欲求リスト」をつくるというのを、そこにいた3人でやってみました。
これは、エソテリック・ヒーリングのトレーニングの最初にやったことなのですが、
10個ぐらい思いつくことをリストアップしてみて、これは自分のエゴからの欲求なのか、
それとも魂の願いなのか、というのを後からチェックしていくことをするのです。
書きだして、それを自分でどこからの声かをチェックして、それから3人でシェアしてみました。
結論を出すことが目的なわけではなく、「これは自分のどこからきている声なのか?」
というのを考えたり、人と話すことで気づくことがとてもたくさんあります。
いろいろ話してみると、魂の声がちゃんと聴けてない!と言いながらも、
実は既にわかっていることがいくつもあるのですね。
ただ、そこに意識を向けているかどうか、ということだったりするのです。
自分を知るために、人は色々なことをします。私もアロマセラピストとして仕事を始めた時に、
クライアントさんに必要なものを探すために、その人自身を知る必要があり、
そのために様々なことをやりました。体質気質を観るものや、占星術などなどいろんなことを。
しかし、その診断体系的なものに従うというよりは、一つの地図として働くものという感じで
最終的には自分の感覚や直観でわかるものなのです。
もちろん直観というものは外れる時もあります。
その制度をあげていくための訓練が、アウェアネスを高めることなのです。
微細なものになればなるほど、感覚の繊細さが必要になってきます。
しかし、いきなり見えないレベルからはじめてしまうと判断の拠り所がありませんが、
身体感覚から積み上げていくと、安定した感覚と直観を養いやすいのです。
アート・オブ・タッチ入門でテーマとする呼吸は、
肉体が、いかにスピリチュアリティの表現であるかを理解するには、
とても良い入り口であり、自分の魂の声を聴くための土台づくりとなるのですね。
そういう意味では、ハーバルタロットを学んでいたり、関心があったり、
それを使って自分の魂の声を聞いたり、人のサポートをしたいと思っている方にも
関係があることなのです。