アート・オブ・タッチ その6 魂に近づく道

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アート・オブ・タッチ その6
 魂に近づく道
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アート・オブ・タッチという形で、「触れること」を媒介とした講座をやろうと思った自分の想いは、
とてもたくさんのものが含まれています。案内に長々とメッセージを書いてしまうほど(笑)
もともとアロマセラピストとしてボディトリートメントをすることが、今に至る入口だったので、
原点に戻る感じだったのですが、今朝、ふと浮かんだのが、
これが私の中で「魂に近づく道」だったからなのだなということに気づきました。
気付いてみれば、とてもシンプルすぎるものですが、
やっと腑に落ちた感覚と言ったらよいのでしょうか。
自分の魂とつながる、というのは、普段、物質世界や感覚や感情の、
そして思考の世界にひいたっているだけでは、なかなかしっかりとつながるというのが、
困難なものです。
自分自身は、それほどエネルギーに敏感であるとか、
直観力が鋭いという感じではありませんでした。
ただ自分の中にあったのは「自分らしく生きたい」という願いだけが、
どこかにずっとありました。
人生を推進する力は、人によって様々ですが、
私の推進力はただそれだけだったと言っても過言ではないと思います。
それが、自分に必要なものに出会う力になったのかもしれません。
そして、その「自分らしく生きる」というのは、
自分の魂の響きを受取れる自分になるという事だったのかなと、
この歳になってやっと思い至りました。
色々なことをやってきたし、今でもやっていますが、
自分のどこが魂の響きに共振できていないのか、ということを探るために、
あちらに行ったりこちらに行ったりしてきたのかもしれません。
身体は物質世界にあるため、自分や他者の在り様を解りやすく見せてくれます。
そして、それが魂の器であると見た時に、どれが良い悪いという見方では
捉えられなくなってきます。
在り様を感じ、それとともにいる。
それは簡単なようでたくさんン思い込みを持った私たちには、なかなか難しいものです。
そんな自分に気づいていくプロセスは、難しいけれど、なかなか楽しいものなのです。
私たちが触れるものは魂あり、そのアートは「技」ではなく、
どちらかというと「術」になるのです。