フェルデンクライス・メソッド?学び方の学び?

フェルデンクライス・メソッドとは、物理学者であった、モーシェ・フェルデンクライスが開発した、
身体や自己への気づきを高めるメソッドです。
レッスンの方法は2種類あります。
1.アウェアネス・スルー・ムーヴメント(ATM, 動きを通した気づき)
プラクティショナーが言葉で動きの指示をします。それを聞き、自分で動きをしながら、
身体の様々な部分に意識を向けていく方法です。
2.ファンクショナル・インテグレーション(FI, 機能的統合)
プラクティショナーが言葉の変わりに、手で直接触れて身体に動きを伝えるワーク。
身体の機能が分化され、なおかつ、動きの統合を促すようにワークする。
1.は自分自身で気づいていく、とても優れた方法です。
しかし、思い込みなどパターンが強い場合には、なかなか、
気づきが起こりにくい場合もあります。その場合、2のFIが効果的な場合があります。
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トレーニング中にトレーナーから聞いた言葉が、
最もフェルデンクライスについて多角的に説明されていると思うので、
それを以下に掲載します。
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フェルデンクライスは、日本の柔道をフランスに紹介した人物でもあります。
彼は、ある日、膝を痛めて、医者からは手術を勧められました。しかし、自分で治すための試みをしました。
そして、膝が痛いのは、痛い部分の問題ではなく、自分の体全体をどう使っているかということに原因があり、
たまたま、膝に症状が出たことに気づきました。
そして、2つのことを発見しました。
・動きを通して、自分が何をやっているかいろいろ学べる
・答えは1つではなく、様々な解決方法がある。
彼は、赤ちゃんがどうやって学ぶかに注目しました。
赤ちゃんの学びは、大学で学ぶ時のように、先生がいるわけではありません。自分自身で学びます。
自分が見たり、聞いたり、感じたことをつなぎ合わせていく複雑なプロセスを行っており、そういう能力が備わっているのです。
赤ちゃんだけではなく、大人も同じように学びなおすことが出来ます。
そして、それは、動きを通して学ぶのが学びやすいのです。
その学びは人生すべてのことに対して応用が出来ます。感情レベルでも、社会レベルでも応用できるのです。
重要なことは、自分が何をやっているかに気づくことです。関係性に注意を向けることです。
自分がどういう風に、物事をなしているかに気づくことは、他のやり方にも気づけるということになります。
『フェルデンクライス・メソッド?学び方の学び』 ブログEcological Medicineより
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