デイリー ボディワーク

いろいろ、ボディワークのメソッドがあります。
私がやっているフェルデンクライスメソッドも素晴らしいメソッドですが、
レッスンはある程度時間をとってやらないといけません。
ヨガや他のワークも、1時間ぐらい時間をとることが現代人には必要でしょうね。
それは、日常の自分の状態から、本来の自分に戻るのに、
ある程度の時間を要するということがあります。
でも、時間がなくて忙しいのが現代人です。
できるところから、毎日少しづつ、
もしくは、オフィスでちょっとした休み時間にできるようなものがあったら、
それだけでも、だいぶ助けになると思うのです。
毎日、カラダの声を聞くのに、以下のことをやってみてはいかがでしょうか?


【からだの声を聞こう!! デイリー ボディワーク】
1だけでもいいし、1の?だけでもいいと思います。
できるところから、少しづつ増やしてみましょう。
1.呼吸を感じる
呼吸は、意識しなくてもちゃんとからだがやってくれています。
でも、意識して深くしたり浅くしたり、早くしたりゆっくりにしたりもできるモノ。
心臓は勝手に動いてくれていますが、自分でコントロールはできません
(ヨガの行者とかは出来たりするけれど)。
呼吸は自分を自分でケアするためのキーになるものです。
?自分が今、どんなに呼吸をしているか感じてみましょう。
?深呼吸をしたり、ゆったりと呼吸してみましょう。
?胸を膨らませる→お腹を膨らませる→背中を膨らませる→わき腹を膨らませる
というのを順番でやってみましょう。感覚がわからないときは、その部分を手で触ってみましょう。
?自然な呼吸に戻りましょう。
?最初の自分の呼吸と比べてみましょう。
2.背骨を感じる
背骨は自分の中心です。機会があったら、一度、骨格図を見てみてください。
お尻のところから、尾てい骨→仙骨→腰椎(5こ)→胸椎(12こ)→頚椎(7こ)あります。
1つづつを感じてみましょう。
最初はまったくわからないと思います。
何個目か?というのは気にしなくてもよいです。
まずは、自分の尻尾の辺りからアタマまで、どんなラインが描けるか、
背骨のあるところに意識を持っていくところからはじめてみましょう。
家族がいれば、ちょっと触ってもらったりしてもいいかもしれませんね。
3.坐骨と足の裏
今、イスに座っていますか?
坐骨というものが、お尻の下にあると思います。
右の坐骨、左の坐骨があって、そこの上に自分は座っていると思います。
お尻の下に手を入れてみましょう。イスにのっている坐骨が感じられますか?
この骨のちょうどよいところにのると、楽に座ることができて、
腰や肩や首の痛みや違和感のない座り方が出来ます。
まずは、坐骨の存在を感じてみてください。
そして、足の裏。
イスに座っている人は、今、自分の足の裏は床にどんな風に置かれていますか?
足もよい位置におくことが出来れば、上半身も安定していきます。
置く場所、床の高さ(イスの高さ)など、自分が楽に座れる位置を探してみましょう。
以上。
何かしなければいけないと思わないでください。
まずは、感じるだけでOKです。
どう呼吸をしているか? 背中はどんな感じか、お尻や足の裏はどんな感じか。
まず、自分がどうやっているかを感じてください。
ただ、毎日ひたすらそれだけをやり続けるだけでも、何か変化は自然に起きると思います。
では、
Have a nice day!!