スイバとクズの根

DSC08738.JPG10月31日から11月3日まで、藤野でキャンプがあった。そこでは、みんなで、このキャンプ場にどれだけの薬草があるかを探すワークを行った。足元から見ていくと、既にオオバコやチドメグサなどがあり、動かなくても薬草があることに気づく。夏に花を咲かせた植物たちのエネルギーは、ゆっくりと地中に下がっていく。根を使う薬草は、秋に掘るとよいものが多い。
スイバも、春になると花芽を伸ばしてまっすぐ伸びて地味な花を咲かせるけれど、この時期には葉っぱだけがでている。新芽もでているのか、ほうれん草のようにおいしそうな葉っぱがいっぱい。ちぎって食べると、さわやかな酸っぱい味がする。根っこは黄色く、いかにも薬草っぽい。
クズは、8月にいい香りがする美しい花を咲かせていたが、それもすっかりなくなり、実がついているものもいくつかある。キャンプ場のあちこちに樹に絡まって伸びているものもたくさんあったので、根っこを掘ってみることにした。縦横無尽に伸びている感じだった。これは、乾かして、葛根湯にしよう。

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