フランキンセンスとハイヤーセルフ
フランキンセンスの支配星は太陽と海王星です。
古代から儀式などに使われ、神聖な空間をつくる香りとして珍重されてきました。キリストが生まれた時に、金と没薬(ミルラ)とともに献上されたことは、聖書にもでてきていますね。自分のレシピをブログに書き始めたのは、業務日誌的に記録しようと思ったことと、誰かの役に立てばと思ったことですが、フランキンセンスは結構、多用しているような気が…。
占星術で太陽は、自分自身、自我、自分の生きる道を示す天体です。太陽なしでは、地球上の生物は存在し得なかったでしょう。そういう意味で、太陽は現世に生きるすべてのものにとって、
神であり、王様であり、精神・意識であり、現実であるのです。チャクラレベルの話で言えば、フランキンセンスは、一番下の第1チャクラ、頭頂の第7チャクラと関連があり、天とつながりつつ、地にもグラウンディングさせてくれる精油。自分がどうしたら良いかわからなくなってしまった時、周囲に影響されすぎる時、自分らしく立つことをサポートしてくれます。
ルドルフ・シュタイナーはAEIOU(あえいおう)の母音のうち、「 I 」(い)の音を一番重要であるとしています。シュタイナーの生み出した身体運動であるオイリュトミーでこの「I 」の音は、背筋がすっと伸びて、大地に対して自我がしっかりと、なおかつ、やわらかくたっている状態を示します。まさに、フランキンセンスはそんな状態を表わす精油という気がします。