コンセプトを考える 地域のお茶の間 こびっとハウス
実は、2011年12月5日から、これを考え始めました。
だいたい、デザインを考えるときも、頭で考えるっていうよりは、直感的なものを大事にします。
こびっとハウス、以外の、この敷地全体のデザインについては、
また、別途書いていこうと思いますが、
基本的には、「この場所がどうなりたがっているか」を、
ここの場所とコミュニケーションをするつもりで感じとっていきます。
そのためには、やっぱり、パーマカルチャーの基本でもある、
「観察」というものが、大事なんですね。
旧家屋も、移住して3年目に入り、自分達のライフスタイルもある程度出来てきたところで、
あの場所は、こんな風に使えそうだな、というのも、移住当事よりは、明確になってきています。
まずは、アイディアを出してブレストみたいな感じでやったり、
個々に、書き出してみたりしながら、可能性を探っていきます。
・地域の人のたまり場にしたい
・持続可能な暮らしについてとかの情報を置く場所にしたい・・・インフォショップ
・ワークショップスペース
・放射能測定所
・地域のものを販売
・物々交換 などなど
また、目に見える部分だけではなく、「こういう場にしたい」というのもあげていきます。
・誰もが関われる場にどうやってするか?
・「自然と共生する暮らし」を建物で表現できないか?
・化石燃料に頼らない家にしたい
・自然素材を使ったナチュラルビルディングに近づけたい
・ここに来ると皆が自分らしく元気になる場所にしたい
・いろんな人がいて面白い、っていう多様性を認め合える場所にしたい
などなど
名前は、パーマカルチャーとかトランジションとか、
横文字ではなくて、解りやすくて、親しみやすい名前にしたかったのね。
で、いろいろおしゃべりしているうちに、「ホビットハウス」の話になって、
ホビットってよくわかんないからなぁ、とか言ってふざけているうちに、
「こびっとハウス」という言葉が出てきたら、なんだか知らないけど盛り上がったのです。
というわけで、コンセプトデザインは、上の写真にあるように、
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「地域のお茶の間 こびっとハウス?つながる、うまれる、元気になる」
1.自分らしさの発見(楽しむ、リラックス、とらわれをはずす)
2.多様性の受容(みんな違ってみんないい)
3.自然との繋がり・共生(癒し、暮らし)
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となりました。
さてさて、続きはどうなりますやら。